セキセイインコのみずちゃんの捻転斜頸、通院経過報告(2)

インコ

セキセイインコのみずちゃんの現状

セキセイインコのみずちゃん、投薬治療と現況、
2月下旬の診察以降、3月に入ってからみずちゃんの様子としては
・変わらずケージで床生活
・飛ぼうとはしない
・斜頸が改善傾向(見た目はだんだん真っすぐに)
・とても元気だけどまだ甘えてくれる
といった感じ。

3月半ば以降、少しずつ暖かくもあったためか割と元気な様子。
内臓や頭の状況は外部からはわからないものの、表面上悪く出ている様子はなかったです。
※状態が悪化すると痙攣したりするらしい

ケージ内の床での動きも素早くなってきて、網をよじ登ったり、つかまりながら羽ばたいたりと、今にも飛びそうな様子を見せる。
けど飛びはしない模様。

斜頸になっていると飛んだ際に落ちる可能性もかなり高いので見ている方は不安しかない。
飛べなかった時のケガのリスクも考えて羽根のクリッピングも相談してみたけど切らない方がいいとのこと。
上手く飛べなかった時でもホバリング出来ることでゆっくり降りれる可能性を残した方がいいらしい。
※クリッピングするとダイレクトに落ちる

3月半ばから下旬にかけてとても元気にしているけど、とりあえず次の通院まではおとなしく生活して先生に聞いてから次のステップに行くか決めることにしました。

3度目の定期診察へ

3月も終わりにかかり、予約の予定通り鳥の病院へ診察へ行ってきました。
いつもより道が混んでいて時間がかかり行きも帰りも運転とても疲れた。

いつもの先生の診察を受ける(予約診療なので基本的に同じ先生に診てもらい続けられる)
現状を報告し、元気にしていたことを伝える。
実際病院に行った当日が今月一番元気にしていたことも伝える。

飛びそうだけど飛べるかわからないこと、飛べそうなら飛ばせてよいのか聞くと、まだ安心出来るラインではないので安静を継続。との指示。
ケージから出す時は抱っこしてまったり過ごす、の維持でよい。とのこと。
少し改善して勢いよく飛んで、血圧上がって血管切れて逝っちゃう子もいるらしい。
ちゃんと確認するまで待って良かった。

捻転斜頸の様子は先生から見てもとても真っすぐで良くなっているとのこと。
内臓や頭の内部的なことは現状診断出来ないけど良くなったことは良いことっぽい。
体重もいい感じ(来院直前の家37g、診察時36g(向かう途中のウンチ分マイナス)。ほぼベスト体重維持。

あと前回聞かされていなかったと思ったんだけど、初診時にクチバシの根本にポチっと小さなイボみたいな出来物があったらしい(先生はいつのまにか写真を撮っていた(おそらく採血の時)
内臓疾患の子によくあることらしく、それが無くなってると言われる。

良くなると取れた後は出てこない子もいるけど、また出てくる可能性もあるらしい。
可能性としてはカキカキ時にポロっと取れた可能性はあるけど明確な記憶は無い。
※もしかしたらツクツクほぐした時に落ちたアレ?と不明瞭な記憶はある

今後の治療計画

予定では5月(次々回あたり)に再度採血をして血液検査をしましょう。となっていたのですが、現在の回復状況、体重も維持していて元気にしていることから、次回の4月下旬の定期診察時へと少し前倒しに。
それで内部数値的な物も見れるので本当に良くなってきているのかどうか、ある程度わかる予定。

回復傾向とはいえ、6歳半に近いのである程度高齢であることからも個人的には極端に良くなるとは考えていません。
良くなるに越したことはないのだけど、少しでも早まった判断をすることで命を落とす可能性もかなりあるので慎重にゆっくりでいいと思っています。

先生にも聞いたところ、飛べても疲れてしまうようであれば体への負担が大きいだけなので現状維持で楽しく過ごせていればそれでいいとのこと。
みずちゃんはカキカキされてゆっくり寝ていて、人目線では幸せそうにしている。
とりあえず最低でもあと1か月それで過保護に様子見を続けようと思っています。

※そんなこと言ってたら帰った瞬間突然飛びました。
久々で不安定気味ながらも普通に飛べて着地。
心臓に悪かったですが少し安心。けど安静にしなくては。。。

飼い主として気を付けていること、共有したいこと

飼い主として日頃から気を付けていること、今回得た知識で共有したいこと
・いつもと様子が違う場合はすぐ病院(小鳥の場合迷っている時間は無いと思った方がいい)
・捻転斜頸は早期受診が有効(早く投薬することで回復出来る可能性(確率)が変わる)
・クチバシ、爪はこまめにチェック(色、長さなど)
・ネクトンSは常時あげた方がいい(ごはんに混ぜるのは×、水に溶かす(我が家は元々飲み水に溶かして常設)
※結構前にごはんに混ぜると食べたかどうかわからないのでオススメしない(避けられることもある)、水だと生きてる限り確実に飲むから水の方がよい、と獣医さんから教えていただいた

最近だとスマホで日常的に愛鳥の写真を撮っている人も多いと思いますが、顔の詳細がわかるように真正面から1枚撮るクセを付けておきましょう。
そうすることで内臓や皮膚の疾患に気づける可能性が少し上がります(クチバシの色や模様、長さの確認を)

すぐに病院、と書いたものの、夜連れていけるところがなかったり、そもそも急患で行ける鳥専門の病院の環境が近くになかったりと難しい面もあると思います(実際苦しんだ経験アリ)
前回も書きましたが、人間でも救急車無しだと難しいレベルの話なので出来る範囲でなるべく後悔しない対応を。ということです。
事前に(出来れば飼う前から)行ける範囲の病院を時間帯や曜日なども含めて複数確認しておいた方がよいです。それくらい難しい。

自宅で出来ることとすればいつでも30℃くらいまで温めてあげられる環境を作っておく。
あと簡易でよいので酸素室の確保。
Amazonやホームセンターなどで売られている携帯用酸素スプレー缶を複数。
酸素缶を常備しておけば、大きめのビニール袋などで簡易的にですが、迅速に酸素の多い状態を作ってあげることが出来ます(直接吹きかけないでね。基本は遠巻き、もしチューブなどがあればゆっくりダイレクトに、なければ空間を作るようなイメージで関節的に)

治療は継続、今後も追記していきます

みずちゃんの斜頸の状態や、血液検査の結果など、引き続き進展がある度に更新していく予定です。
セキセイインコに限らず、インコの情報などは正確性や検索難易度など、正しく情報を得るのが難しいことも多いと思っています。

なので実体験を出来るだけ正確に綴って残しておこうと思っているので、前回も書きましたがこの記事から1羽でも助かる命があれば本当にうれしく思います。
今回も長文をお読みいただきありがとうございます。
ウチの子たちもあなたの子たちも末永く健康で幸せに過ごせることを祈っています。

次回の診察は4月下旬予定となっているのでまた来月末あたりの更新を予定しています。
それではまた次回
魔王

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